エキストラバージンオリーブオイルと心臓の健康について

最終更新: 2020年12月26日

オリーブオイルが心疾患などの予防につながるという話を聞いたことがありませんか?

オリーブオイルと心筋症との関係について新しい研究結果(2020年3月11日)が発表されたのでお伝えします。


エクストラバージンオリーブオイルを多く含む食事を摂取することで、薬物誘発性の心筋症の可能性を減らすことができるかもしれないという研究がサウジアラビアのUmm Al Qura大学から発表されました。



ちなみに心筋症とは心臓の筋肉に異常が生じ、これにより、全身へ血液を送り出すためのポンプ機能などが低下してしまう病気のことです。

心筋梗塞と間違えられがちですが、心筋症は別のものです。心筋梗塞の原因は心臓の血管が詰まって血液が流れなくなるためで、心筋症とは原因が異なります。





エキストラバージンオリーブオイルの降圧作用と心保護作用を測る


この研究の目的は、実験用ねずみに対してのドキソルビシン誘発性の心筋症に対するエキストラバージンオリーブオイルの血圧を下げる作用心臓を保護する作用をはかることでした。



今回の研究は、実験用ねずみを5つのグループにわけて行われました。ドキソルビシンの注射の量によって5つのグループに分けられました。そのうちエキストラバージンオリーブオイルを摂取するグループとしないグループにわけて、エキストラバージンオリーブオイルの摂取量を変えました。(2.5%、5%、10%)


エクストラバージンオリーブオイルの心臓を保護する機能、血圧を下げる機能、抗酸化作用を、5つのねずみグループのそれぞれの血液、血清、酵素、血行動態のパラメーターを測定することによって調べました。


その結果、エキストラバージンオリーブオイルを10%添加した食事を摂取したねずみグループは、他の4つグループよりもコレステロールと心筋症に起因する酵素のレベルが低いことが示されました。


エキストラバージンオリーブオイルを摂取したすべてのねずみは、それを摂取しなかったねずみよりも血中の抗酸化物質のレベルが高かったことがわかりました。


"エキストラバージンオリーブオイルの食事投与は、薬物誘発性の心筋症を減少させる可能性があり、エクストラバージンオリーブオイルの継続的な摂取は、心臓を保護する効果があり、高血圧に対して効果的である可能性がある」とWaleed Hassan AlMalki氏とImran Shahid氏は結論づけています。



データソース

Olive oil Times

Journal of Pharmacy and Pharmacognosy Research

JPPR Blog


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